お寺との付き合いをやめたいけれど、檀家から抜ける離檀料 払わないといけないのか。

 

このような質問をいただく時は、決まって、葬儀の打ち合わせの最中です。

 

なぜなら、わずらわしい菩提寺との檀家関係を解消して、精神的にも経済的に身軽になりたいと考えるのは、お通夜、葬儀の日程を段取ることに直面しているから。

 

しかし、葬儀に欠かせないのが、この菩提寺の存在です。

 

葬儀担当葬儀担当

ですが、信仰の自由が憲法で保証されています。

宗派や宗教を変えることも、また、無宗教になることも、さらには菩提寺そのものを変えること自体も、少なくとも法的には全く問題はありませんよ。

 

葬儀費用にも深くかかわるこの菩提寺との付き合い方ですが、明日に控えたお通夜、葬儀の僧侶はどうすれば良いのか?

 

あなたなら、菩提寺に依頼するの?それとの別の僧侶を呼びますか?

 

 

葬儀を考えなくてはならないこの時を、どのように乗り超えれば良いのか解説します。

 

お寺との付き合いをやめたい 檀家から抜けるが離檀料は払わない


お寺との付き合いをやめたい理由の1つに、仕方なく、檀家関係を解消せざるを得ない事情もあります。

 

たとえば、「実家には誰も住んでおらず、檀家関係を引き継ぐものがいない」「墓を、実家から今住んでいる場所に移す」などです。

 

しかし、葬儀の現場では、このような本心を伺うことがあります。

お寺との付き合いをやめたい本当の理由

以前、高額はお布施を要求されたのですと。

 

過去の経験から、葬儀の時に支払ったお布施が、100万円であったため、今回もこのような金額は支払えないし、葬儀にも呼びたくない。

 

また別の方は、家族葬なのにお寺が4人も来て、やはりお布施も高かったので、もう懲りました。家族7名のお式に対して導師4人は滑稽です。

 

なぜこのような事態になったのかは、急激に拡大したこの家族葬という形に、お寺としても順応できなかったのでしょう。

 

葬儀を依頼されたら、同じ宗派の横につながりのあるお寺と連携をして、少なくとも2名、それ以上で葬儀を受けることが当たり前の時代が続いてきたからです。

 

自分の代まではこれでも良いが、子供たちには負担を残したくはない」これが本音でしょう。

 

明日に控えた、お通夜、葬儀をどうすればよいのか

まずは、一般葬であれ、家族葬であれ、菩提寺には連絡をします。

 

菩提寺であれば枕経(亡くなられてから直ぐに読むお経)の時に、お布施についても、戒名(法名)についても話し合う時間が取れますから。

 

ここは、毅然とした態度で、希望を伝えるべきです。

 

先に、お寺の示すお布施金額を聞くのも良いでしょう。そこから、お互いに歩み寄るのもひとつです。

 

葬儀担当葬儀担当

葬儀屋の入れ知恵か!と怒られたこともありますが・・・

ですが、これからもお付き合いが続く関係であれば、どちらか一方の意見がだけが尊重されるのはおかしなことですよね。

 

家族葬の葬儀費用が30万円に対して、お寺のお布施が50万円戒名料が30万円。納得できるラインは人それぞれ違いますが、いつまでまかり通るのか。

 

それでも、折り合いがつかない場合には、離檀(檀家をやめること)を覚悟しなくてはなりません。

 

葬儀社としても、菩提寺がある方に、別のお寺を紹介することはしませんし、また、受けてくれるお寺もないのです。

 

宗旨宗派が同じであれば、仏教界でつながっているため、檀家を取った取られたなどの厄介ごとに巻き込まれたくはありませんから。

 

葬儀担当葬儀担当

ですが、「言ってみるもんだな~」と安堵された方を、何人も見てきましたよ。

 

どうしてもという時には、お坊さん手配・紹介サービスお坊さん便を利用するのも一つの方法です。

離断料とお墓の撤去

もし、「檀家を離れたい」と、心が決まってしまった場合は、素直にその旨を伝えましょう。

 

ここで気になるのが、離檀料を請求されることですが、この場合、寺院との檀家契約書のような書類があれば、従わざるを得ません。

 

ただ、そのような檀家契約書などの書面が現存しているでしょうか?

 

現在でも檀家契約を交わしている場面に遭遇したことがありません。

 

仮に契約書が存在していたとしても、ご先祖様が交わしたものであって、あなたが交わしたものではないはずです。

 

高額な離檀料を請求されたのであれば、士業(司法書士・行政書士)へ相談をされると良いでしょう。

 

このようなことを専門にしている士業を葬儀社は知っています。それだけ世の中に、揉め事があるということ。

 

お墓の撤去についても同じことが言えます。

 

後の供養を考える時には、公営の墓地、納骨堂、合同碑など、以前にも増して、多様化していますので、困りごとにはならないはずです。

 

参照:無宗教の葬儀なのにお坊さんを呼ばないとその後お墓へ納骨できない事実

 

まとめ

 

  • 菩提寺がある場合には、葬儀の連絡をまずは伝えること。

 

  • お布施のトラブルを解消するためにも、毅然とした態度で話し合いに応じること。

 

  • 信仰の自由が憲法で保証されていため、菩提寺を離檀することも法的には問題がないこと。

 

  • 離檀料については、檀家契約書の有無を確認し、揉めそうなら士業へ依頼すること。

 

 

 

ブログランキングに参加しています!記事の内容を気に入っていただけましたら、バナーのクリックで応援をお願いいたします!

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


冠婚葬祭ランキング