死産の場合葬儀費用はどれくらいを考えればいいのか、赤ちゃんの棺や火葬の段取りはどのようにすればよいのか。供養の仕方もわからないけれど・・・

 

 

葬儀担当葬儀担当

この時ばかりは、何年も葬儀社に勤めていても、お悔やみの言葉が上手に出てこないな。

新人さん新人さん

・・・

 

ですが、ご家族がどのような形でお見送りをしてあげたいのかを教えて頂いた上で、いくつかの方法がありますので、お伝えしたい。

 

これは、妊娠中に、お腹の赤ちゃんが亡くなってしまった時は、妊娠の週数によって、手続きも、送り方もかわってきますから。

 

これから、どのような手続きがあるのかも含めてみていきましょう。

 

死産の葬儀費用 赤ちゃんの棺や火葬や供養の仕方


こちらからは、具体的にどのように動けばよいのか。ですが、母体の心労も十分に考慮しなくてはなりません。

妊娠12週目以降~22週目未満の場合

妊娠12週目を過ぎてから、胎児が亡くなった場合には、「死産」であるという厚生労働省の定義があります。そして、下記の事柄をこなさなくてはなりません。

 

(提出書類)
死亡届(死産届)。

 

(届出人)
亡くなった方のご親族。届出人となれる方は、死亡(死産)届の「届出人欄」に署名・押印する方のことです。

 

(届出窓口)
亡くなった方の本籍地・死亡地・届出人の所在地の市区町村役所の市民課になります。

 

(必要なもの)
届出人の印鑑
立ち会った医師の「死産証明書(死胎検案書)」と、記入後の死亡(死産)届。

 

(届出期間)
死亡したことが分かった日から7日以内
※届出期間を過ぎますと、理由書が必要となり、裁判所より過料に処せられる場合があります。

 

 

ここまでは、役所への手続きでしたが、こちらからは健康保険への申請になります。

 

 

妊娠4か月(85日)以上で出産する場合は、健康保険加入者もしくは、ご主人の健康保険の被扶養者である方を対象に、「出産育児一時金」が支払われます。

 

出産育児一時金は、被保険者及びその被扶養者が出産された時に協会けんぽ支部へ申請されると1児につき42万円が支給されるものです。(産科医療補償制度に加入されていない医療機関等で出産された場合は39万円(平成27年1月1日以降の出産は40.4万円)となります。)なお、多胎児を出産された場合には、出産された胎児数分だけ支給されますので、双生児の場合は、2人分が支給されることになります。

引用先: 全国健康保険協会

 

出産は、一般的な疾病とは異なるため、加入者であっても健康保険を使うことができないため、出産費用いつて、健康保険から補助が出ることになっています。

 

妊娠22週目以降の場合

こちらでも、妊娠22週目未満までの手続きと同じなのですが、もう2つ、事柄が増える場合があります。

 

赤ちゃんを出産後に亡くした場合は、出生届も役所へ提出することになるのです。このことによって、戸籍に記載されることになります。出生の判断は、立ち会った医師に従いましょう。

 

もう1つ、妊娠24週目を超えている場合は、一般的な火葬の規定に従い、出生より24時間以内の火葬が禁じられています。送る日程にも関わってくる事柄です。

 

死産の赤ちゃんの葬儀に費用はかかるのか

電話口の声で、まだお若い方だとわかる男性の方から「赤ちゃんの棺が欲しいのです」と、訪ねられることがあります。

 

成人の方の葬儀をお受けする際には、病院へお迎えに行く搬送車(寝台車)が必要になりますが、赤ちゃんであれば、このような大掛かりなことなしなくてもよいのです。赤ちゃんは、自家用車でご自宅に連れて帰ることができますから。

 

 

しかし、火葬をする時には、棺があったほうが良いため、2尺(60㎝)、3尺(90㎝)といった小さいものを、お渡しするケースがあります。赤ちゃんを冷やすためのドライアイスも必要ですが、通常24時間で10㎏を使用するところ、2㎏ほどあれば事が足りますよ。

 

葬儀担当葬儀担当

葬儀社で小分けをしてもらってください。

 

このような、棺とドライアイスの費用でしたら、目安は3万円~4万円程になります。そして、火葬料もかかりますが、無料~3万円と火葬場によっても異なりますので、お住まいの火葬場で確認をしてください。公営の火葬場であれば、死亡届を出した時に、役所でもわかりますよ。

 

そして、火葬場へお連れする時も、助手席や後部座席をフラットにするなどして、自家用車で大丈夫です。

 

死産の時の葬儀や戒名をどうするのか

こちらを希望される方の中には、赤ちゃんの祖父母が動かれて、葬儀の段取りをされることがあります。胎児が大きくなってからの死産であれば、なおのこと母体には負担が掛かるため、お式のギリギリに、何とかお見えになることもありました。

 

 

ですが、菩提寺もあり、お経をもらって送りたいと思われるのであれば、相応に整えます。葬儀を手伝ってくれる協力者もいるのであれば、可能だと言うこと。また、戒名には、子供用の位号が付けられます。

 

葬儀の流れとして、お通夜から始まり、葬儀、火葬なのですが、最近、長野県の葬儀に参列された方から、あちらでは、火葬をした後に葬儀をしましたと、教えて頂きました。

 

何をもって正しいとするのかは心情ひとつであり、火葬後に改めてお経を読んでもらうことも良いですし、慌てて供養までもを考える必要はありません。

まとめ

 

  • 死産であった場合「死産証明書(死胎検案書)」と、記入後の死亡(死産)届を7日以内に役所へ提出すること。
  • 妊娠12週目を超えてからの死産であった場合は、健康保険対象者に「出産育児一時金」が支払われること。
  • 妊娠22週目を超えて、出産後に死産であった場合は、出生届が必要な場合があること。
  • 妊娠24週目を超えて死産であった場合は、出生より24時間を経過後、火葬をすること。
  • 赤ちゃんの棺やドライアイスは葬儀社で必要なものだけを購入すること。目安は3~4万円である。
  • 葬儀、供養に関して、詳しい身内がいれば教示してもらうのが良いが、そうでなければ改めて考えること。

 

 

 

 

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