「葬式はしない」と言われる事があります。理由を伺うと「親の遺言だから」「宗教に興味がない」と。

 

確かに、遺言書と言われるほど正式な文書ではありませんでしたが、意思が伝わる言葉が残してある紙を見せていただいたことがあります。

 

そして、宗教に関しては、親の信仰してきた宗教を継続しなくてはいけないなどの法律はありませんから。逆に「宗教の自由」と、うたってあります。

 

この2つの理由以外に、葬式をしない理由はもう1つあります。

 

葬儀担当葬儀担当

それは、「経済的に厳しく、葬儀に費用をかけることが困難だと考える方が増えたこと」です。

 

だからと言って、「葬式をしない」ことは何もしないことではありません。お身内を亡くされて時に残された遺族がすべきことは、

 

  • 亡くなってから7日以内に死亡届を役所に提出をすること。
  • 火葬をすること。

 

この2点を行うことで義務は果たせるのです。

 

葬式をしないというのは、「葬儀という儀式をしない」ということ。

 

特に日本人の多くが、仏教や神道を信仰している事から「儀式(ぎしき)」にこだわるのですが、世界中からみたら、かえって日本の葬儀式の方が不可思議かもしれません。

 

では、葬式をしない理由をもう少し詳しく見ていきましょう。

 

参考:【葬式をしない場合】葬式はくだらない何もしない暴言の裏には3つの本音

葬式をしない理由は親の遺言・宗教の自由それともう1つの深刻なこと

葬式はしませんからと親戚やご友人に伝えた時の反応は「どうして?」と、ビックリされる方もあるでしょう。

 

しかし、火葬の義務を果たすための「直葬(ちょくそう)」が、近年増えていること確かですよ。

 

こちらは、葬式をしないと決めた理由や直葬の方法になります。

 

葬式をしないのは親の遺言

遺言が書いてある紙をみせていただいだきました。

 

葬式はしなくてよい」「子供たちだけでひっそり送ってくれればよい」このような言葉が並んでいたのです。

 

遺言として相続に関すること家族に対しての感謝子供や孫へのメッセージなどが12項目ほど箇条書きにしてあります。

 

その中に、ご自身の葬式についての一文があったのです。

 

これは、高齢社会は現実であり、親戚やご友人もご高齢でもあることから、参列が難しいし、わざわざ足を運んでもらうのは申し訳ないとの思いも含まれているのでしょう。

 

お葬式という、古くからある「儀礼文化」に従うこと自体が困難になりつつあるということ。

 

葬式をしないのは宗教に興味がない

葬式を仏教で行う場合、僧侶の読経はつきものです。

 

  • お布施はいくら払うのですか?
  • 宗教ごとの作法がわかりません。
  • 今後どのように付き合っていけばよいのですか?
  • 仏壇やお墓は必要ですか?

 

このような質問は、数え切れないほど受けてきました。

 

それくらい宗教についてはわからないことが多く、特に葬儀に直面した段階で考えさせられるのです。

 

故人様を思う気持ちと、仏式で供養する今の形がイコールになるとは限らないことから、宗教離れは加速しています。

 

送り方も今後の供養の仕方も、しきたりを重視することから個性を大切にする方向に進んでいることは間違いないでしょう。

 

葬式をしないのは経済的な理由

先ほども話したように、親世代の方から葬式をしないでほしいと望む声があるのですが、これには、「できるだけ子供たちにお金を残したい」気持ちがあります。

 

いずれ訪れる万一の事態に備えてあったとしても、それまでにどのような介護生活を余儀なくされるのか医療費は高額になり、年金額は減少することが不安要素の1つではないでしょうか。

 

これは子供たち世代が抱える「経済格差社会」も影響しているでしょう。高額な葬儀費用をかけて、豪華な葬式をすることは子供たちに負担をかけることになるから。

 

預貯金がないわけではないが、あえて葬式に使わなくてもよい。

 

このような意見が心の本音でもあることから、「葬式はしないでよい」という言葉に置き換わるのでしょう。

 

葬式をしない割合が増加

近年では葬式に儀式的なことはしないが「火葬のみをする直葬(ちょくそう)」というスタイルがあります。

 

これは直葬又は火葬式と呼ばれていて、法律の義務を果たすというもの

 

直葬だからと言って、全く葬儀費用がかからないわけではないのですが、一般的な葬式に比べたら格段に安く済ませることができます

 

10年ほど前には「直葬」で葬儀をすると、世間体を気にして「近所には知られたくない」「自宅から少し遠くへ安置してほしい」と強く言われたものですが、この直葬スタイル自体が全体の葬儀の3割に迫ろうしている今、直葬に対する違和感は薄れているということ。

 

 

葬儀担当葬儀担当

この直葬をベースにお好みの送り方を見つける方もあるのです。

 

火葬に必要な品目を揃えて、オプションとして故人様が好きだった花をふんだんに飾ってみたり火葬場まで向かう途中に、思い出の地を通ってみたり火葬後に日を改めて会食会を催してみたりと、葬儀本来の意味でもある「死を受け入れ、心のけじめをつける」ことができれば、送る形はどのようなスタイルでもよいのです。

 

ご近所付き合いの煩わしさからも開放されて、家族でひっそりお見送りをする形は今後も増え続けるでしょう。

 

このような時代の変化によって、葬儀社の葬儀式場(葬儀ホール)であっても、こじんまりとした小規模な葬式が行えるところが選ばれるようになっていますから。

 

まとめ

葬式はしない理由は3つ考えられます。

 

  • 親世代の高齢化や葬式に対する考え方の変化。
  • 宗教に対する価値観の変化。
  • 子供世代の経済的観念の変化。

 

葬儀担当葬儀担当

時代背景と共に「葬式」も変化していますし、これからも変化し続けるということ。

 

 

 

 

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