終活しない親と一緒に始める葬儀の準備、まずはきっかけ作りからです。

 

50代の娘さんが喪主をされた時、このように聞かせていただきました。

 

まだ漠然としていたけれど、自分の終活を考えたら、親の終活や葬儀のことで頭がいっぱいになってしまって、と。

 

親子だからといっても、生きてきた時代も考えが方も違います。

 

親さんは実体験からご自身の親の葬儀を思い浮かべるのです。ご近所さんはもちろん、多くの参列者があった時代でしょう。

 

葬儀の場所も自宅やお寺で、受付用のテントも設営されていたはずです。

 

葬儀担当葬儀担当

しかし、時代は流れていて葬儀形式は変わっています。

 

だからこそ、葬儀に対してどのような望みがあるのか知ることが先決なのですが、最近の葬儀形式など、わからないこと、知らないことを「どうすの?そうしたいの?」と聞いても答えは返ってこないでしょう。

 

葬儀の事なんて縁起でもない、まだ考えたくないと思う方も多い年代です。

 

ですが、突然倒れて介護が始まるということが起こらないとも限りませんので、「もしかしたら」を想定して、その時に慌てないためにも、あなたから葬儀を考えるきっかけを投げかけてみましょう。

 

参考:葬儀社の選び方探し方!葬儀屋のおすすめポイント決め方は7つ
 

終活しない親と一緒に始める葬儀の準備はきっかけ作り!50代娘の本音


あなたの親さんでしたら、70~80代の方でしょう。

 

こちらの年代の方が「終活」と聞くと「エンディングノート」に個別具体的な内容を書きつくさなくてはならない、このようなイメージをお持ちの方が少なくありません。

 

これは一時の「エンディングノート」ブームも影響しているのですが、しかし、このような形をとられる方はまだまだ少数派だと葬儀の現場では感じます。

 

普段の何気ない会話から親の意向を汲み取ることができ、本音に近い部分が見えてくるのです。

 

親と葬儀の話をするきっかけ作り

いきなり「どんな葬儀してほしいと思っているの?」と聞くのはちょっと極端ですよね。

 

そこで、身近にある葬儀をかみ砕いて話しを進めてみてはいかがでしょうか。

 

何気なく「会社の同僚が親さんを亡くされてお葬式だったのよ」と言葉を振ってみると、「それは大変だな」と会話が始まります。

 

「家族葬でされたみたいよ」この言葉から、家族だけで送ってほしいと望んでいるのか、親戚の中でも来てほしい人は誰なのか、またご友人の誰には声をかけてほしいになど、徐々に具体的な内容を教えてもらえるかもしれません。

 

実際に、自宅から送り出してほしいとか、お寺の本堂で本尊前にしてお経が欲しいと言われた方もあるのです。

 

こだわりがどこにあるのかを知ることで、そこからの方法はあなたが選別をしていけば、少なくとも本人の遺志から遠ざかることはないでしょう。

 

 

葬儀の話のきっかけ作りは、まずは身近な事例から。

 

そして、親さんの知らない人の葬儀を例えに出すことで、感情移入がないことから、話の重さも軽減され本音が聞きやすのです。

 

また、TVで葬儀の特集が放送されることもありますが、親さんが興味を示されるのであれば、この時もチャンスかもしれません。

 

あなたが「へぇ~こんな葬儀もあるのね~」とつぶやくことで、親さんからの相づちが返ってくることもあります。

 

また、ワイドショーなどの芸能人話題もきっかけにはなりやすく、「帽子をかぶった写真も遺影になるんだな」のような要望が聞けたのだとか。

 

どちらしても、直接的ではない、客観的な立ち位置で話を持っていった方が、親さん自身も潜在帝なイメージを言葉にできることが多いのです。

 

あまり難しく考える必要はありません。一度に全てを聞き出そうしなくてもよいのですよ。

お金のことや葬儀のこと

お金のことについては最も話ずらいと伺います。以前「年金って」と言っただけで怒ってしまってと、教えくださった喪主さんもあります。

 

ですが、知っておきたいことは多くありますが、その中でも、

 

  1. 通帳や印鑑の保管場所(年金受給者証・健康保険証)
  2. 生命保険の保険証券
  3. 土地の権利書

 

こちらが全て把握できれば良いのですが、終活に乗り気でない親さんにから聞き出すのは至難の業でしょう。

 

しかし、1.通帳や印鑑があれば大きくハードルが下がります。

 

仮に、通帳が見つからないとしても、親さんがどこの銀行を利用しているのかさえ分かれば、銀行の窓口で今後の試案ができるから。

 

そして銀行から、生命保険の保険料が引かれていないか探せますし、保険証券の再発行手続きもできます

 

それでも分からない場合は、生命保険会社の名前が入ったカレンダーやタオルなどがご自宅にあればヒントになるでしょう。

 

土地の権利書については再発行ができないため、「本人確認情報」を法務局へ提出し「事前通知制度」を利用する方法があります。

 

葬儀の現場ではこのような事まで耳にすることがありますが、あなたの親さんだけでなく、終活を整える方ばかりではありませんので、ポイントになる部分だけを抑えておかれたら随分と気が楽になりますよ。

 

 

葬儀費用については、親の預貯金の中から賄うことが多く、本人が亡くなられた後でも通帳から引き出すことができます

 

親さんの取引のある銀行名さえわかれば解決策は見いだせるのです。

 

参考:葬儀費用を故人の貯金からカードで引き出したいけどいつまで大丈夫?

 

あわせて、「家の宗派がわかりません」とおっしゃる方も多いため、1点だけ、菩提寺があるのかないのかなのですが、近所にあれば、場所さえ教えていただけたらわかります。

 

葬儀担当葬儀担当

地元の葬儀社の強みですね。

 

また、遠方にある場合は、親戚やお寺の名前から、これまでもたどることができています。

 

まとめ


1から10まで、お部屋の片付けや葬儀の準備をされると、私たちにお別れを言っているようで寂しい気持ちになると言われた方もあります。

 

葬儀に関しては「こだわりの部分」「ここだけは譲れない」ことがわかれば、意向に添えるお式ができるのです。

 

  • 何気ないコミュニケーションから葬儀についての価値観を探ってみること。

 

  • お金のことについては、親さんの利用している銀行名がわかれば、そこから糸口が見つかること。

 

  • 菩提寺(先祖代々の付き合いがあるお寺)の有無がわかれば対処法は葬儀社が知っていること。

 

葬儀担当葬儀担当

「父は頑固だから素直に話してくれなくて・・・でも私も頑固だから仕方ないわよね、葬儀屋さん」って。

 

 

 

 

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