お布施とお車代は一緒に包んでもよいのか。葬儀の際には、御膳料も包むケースがありますが、別にして、封筒はそれぞれ分けるべきでしょうか。

 

しかし、お布施もお車代も御膳料も、お支払いする側としては同じであって、表書きが違うだけで、僧侶のお寺に納めるものだと解釈しますよね。

 

葬儀担当葬儀担当

封筒は分けてください!
実は、お寺さんの会計処理に関係してくるのです。

 

新人さん新人さん

会計ですか?

 

そうなんです。受け取る僧侶の側から見ると、全く別の意味になるのですよ。

 

早速、「食事代」と「お車代」の意味合いや金額の相場について見ていきましょう。

お布施とお車代は一緒に包むもの?葬儀の御膳料やはり封筒は3つ必要


葬儀に際して、お布施とお車代、御膳料は全て別の封筒を用意するのは、寺院の帳簿付けのためでもあることを、あわせて知っておきましょう。

お車代と御膳料それぞれの意味合い

お通夜、葬儀の読経のお礼として、お布施がありますが、菩提寺(檀家としてお付き合いがある寺院)へは、お布施を葬儀当日にお渡しすることはありません。

 

檀家であれば、葬儀の翌日、又は翌々日に、お寺へ出向き、改めてお礼をするのが一般的なのですが、「お車代」と「御膳料」は葬儀当日にお渡しします。

 

そもそもお布施は、葬儀や法要を営む際の読経や供養に対する料金ではなく、先祖や故人を供養してくださる僧侶への「感謝の気持ち」を表したものになります。

 

新人さん新人さん

感謝の気持ち?だからお布施は金額が統一されていないのですね。

そうなんです。

 

一方、お車代は、葬儀や法要を葬儀式場や自宅で行う際に、お坊さんに来てもらうための交通費を示します。これは、僧侶が自宅まで足を運んでくれたことへの実質的な「対価」なのです。

 

以前は、葬儀や法要があると、親族間で僧侶の送迎を行ったり、葬儀の世話役さんが迎えに行ったり、また、タクシーを向かわせることもありました。それでも、お寺への送り迎えができない時には「お車代」を渡していたのです。

 

お寺で葬儀や法要をするのであれば不要ですし、僧侶自身がお車代を受け取らないケースもあります。

 

「御膳料」については、葬儀の際に精進落としを皆さんで召し上がる時に、僧侶にもご一緒にとお誘いをされるのだと思いますが、僧侶の都合や遠慮から、食事をご一緒されないことの方が多いため、食事代としてお渡しするものです。

 

葬儀担当葬儀担当

一緒に食事をされる住職はほとんどと言ってよいほど見かけませんね。

 

お車代と御膳料の相場

 

葬儀の際のお車代の一般的な相場は、3,000円~5,000円でしょう。

 

ですが、菩提寺が遠方である場合、例えば高速道路などを使ってお越しいただく場合には、実質的な金額を計算してお渡しすることもあるでしょう。実際に、近隣の県からでしたら、お見えになりますから。

 

同じ市内、町内の菩提寺であれば、お車代は3,000円ですね。

 

御膳料は、皆さんが召し上がる精進落としと同等、もしくは少し良いものと考えると、御膳料は5,000円が相場になります。

 

「お布施」「お車代」「御膳料」の封筒は3つに分けること。

 

封筒を3つ分けてほしいお寺の事情

お布施やお車代、御膳料に対して、お寺から領収証はもらいませんよね。あなたが渡される封筒こそが、寺院では領収証の控えとなるのです。

 

寺院はいち宗教法人として経営している団体ですから、税務会計処理をきっちり行わなければならない、という事情があるのです。

 

  • 御布施は寺院の収入であり、寺院の維持管理の運営費として使用する。
  • お車代や御膳料は、僧侶へ気持ちでお渡しする。

 

このように、扱いが異なるのです。

 

お車代や御膳料の扱いは、各寺院によって異なります。例えば、お車代は車を購入したり車検費用、自動車保険代などに別にしてあったり、御膳料は、咄嗟の入り用のために残しておいたりするのだと伺いました。

 

そして、課税対象なのか、非課税なのかなど、目的によって異なるため、間違いなく分けて会計処理していないと税務署の監査があった場合に指摘される可能性があるのです。

 

そのためにも、封筒の表書きには、「お車代」「御膳料」何に対してのお金なのかをはっきりと記入してあると良いということ。

 

封筒の表側、中央下部には、喪主や施主の氏名をフルネームで記載することをお勧めします。中には、〇〇家と書かれる方もありますが、同じ苗字の方との混乱を無くすためにも、下の名前も記入しましょう。

 

封筒の裏面には、住所と金額の記載があれば、一層間違いが少なくなります。

 

近年では、菩提寺と檀家という関係にない方も多くおみえます。葬儀社に紹介をされて、葬儀の時だけ読経を依頼するケースも増えてきていますが、このような場合は、「お車代」「御膳料」を渡さないこともあります。

 

葬儀担当葬儀担当

紹介をされた寺院であれば、どのように対応すべきか葬儀社へ聞くのが一番ですよ。

 

ですが、読経に来ていただいた、交通費や昼食代なのですから、渡してはいけないものではありませんので、あなたの判断にゆだねられることになりますよ。

 

参照:葬儀代や僧侶への支払いはいつ?封筒の表書きは「お布施」それとも・・・

 

まとめ

 

  • 「お布施」「お車代」「御膳料」は、それぞれ別の封筒で用意をすること。
  • 葬儀費用にも関わる「お車代」「御膳料」は、僧侶への対価であること。
  • 「お車代」「御膳料」の封筒には、喪主の氏名、住所、金額を明記すること。
  • 「お車代」「御膳料」の相場は3,000~5,000円であること。
  • 「お車代」「御膳料」の封筒は寺院の領収証控えとして残ること。

 

 

 

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