無宗教の葬儀なのだから、お坊さんを呼ばないで葬儀を行うと、その後、お墓へ納骨できない事態がおこりますが、最近では、自分らしく、もしくは故人らしい葬儀にしたいといった、個性を重要視した表現で葬送をしたいというニーズも高まってきています。

 

このようなことから、一部では、仏教や神道、キリスト教といった宗教儀式に一切とらわれない、オリジナルのお別れをしたいと考える方もあり、これに伴って、無宗教の葬儀を希望される方は増加傾向なのです。

 

無宗教のお葬式を選択することは個人の自由ですし、先代からの菩提寺もなく、お墓も宗教を問わない霊園であるとか、公営墓地である場合は何の問題もありません。

 

葬儀担当葬儀担当

ここがポイント!あなたのは菩提寺に先祖代々のお墓があるのかないのかです。

 

菩提寺にお墓らある場合には、「無宗教」で、送ることには注意が必要なのです。ではどのようにしたら良いのか、細かく見ていきましょう。

 

無宗教の葬儀でもお坊さんを呼ばないとその後お墓へ納骨できない?


日本では約90%の人が仏教徒であると言われています。そして、ある統計調査によると、菩提寺と付き合いのある方の割合は、45%前後で推移している。

 

ということは、菩提寺があるのに、無宗教を選択しようとすると、ここで、ねじれが発生してしまう。

 

菩提寺があるが無宗教で行いたい

病気の家族の1人が無宗教での葬式をして欲しいと言っている。ましてや遺言を書いているのが分かったのなら、意思を尊重したいと思うのが心情です。

 

加えて、初七日や四十九日などの仏教での宗教行為は一切して欲しくない、だけれども、先祖の墓地に埋葬はしてほしいとなると、菩提寺の考えにそぐわない事態となります。

 

菩提寺としては先祖代々葬儀や法事の際にお経をあげて、納骨・お墓の管理をしてきたわけですから、檀家さんに不測の事態が起きた時には、今までと変わらぬ付き合いをするつもりだったでしょう。

 

しかしいきなり、葬儀には呼ばれずに「納骨だけお願いします」と来られても、気分を害してしまうのは仕方ないかもしれません。

 

先祖からの菩提寺があったり、お墓も寺院の敷地内に墓地があるという場合は、その後の供養に支障をきたす可能性があるということ。

 

寺院墓地に納骨するということは、その寺院から戒名(法名)を授かって供養をしていくということが前提となるため、無宗教のままでは、納骨することは難しい。

 

宗教と無宗教を織り交ぜる葬儀3選

こちらでは、家族の意思にも、菩提寺にも配慮をした葬儀方法を3つをご紹介します。

菩提寺を葬儀に呼ぶ場合

お通夜、葬儀・告別式とも菩提寺を迎えてお通夜をまずは執り行います。導師の退席後に、家族や参列者とともに無宗教として時間を設け執り行う方法です。

 

流れとしては、通夜を始めると約30分間は通常の流れとすることから、導師読経、親族焼香、導師退席となります。

 

この後に、故人の映像DVDを流し、友人、家族からのお別れの言葉など頂き、故人を偲びながら、再度の焼香をするなど、自由な発想からお別れの時間を作るというものです。

 

翌日の葬儀・告別式では、火葬までの時間に限りがありますが、葬儀の開式時間を30分早めることができれば、お通夜同様、故人らしさを重んじた時間を作ることができます。

 

葬儀担当葬儀担当

無宗教葬がどのような内容にするのかは、葬儀社との話し合いで決めましょう。

 

新人さん新人さん

ご希望を全部叶えて差し上げたいけれど、無宗教葬儀の流れを作るのって難しいかも?

葬儀社の力量が問われるところですね。

葬儀にだけ菩提寺を呼ぶ

こちらは、お通夜だけは、宗教を取り入れず、家族だけで執り行う方法です。もちろん菩提寺への申し入れが必要ですが、近年では一日葬と言い、通夜を省略して、葬儀・告別式のみを行うケースもありますので、比較的理解をしていただけるスタイルです。

 

菩提寺には一日葬で行う旨を伝え、葬儀社には、お通夜を家族で行う意向を伝えれば、通常通り、式場を2日間使用する形で整えます。

 

お通夜の時間はどのように使っても良いことになりますので、あえて時間を決めず、縁があった方々に会いに都合の良い時間に来てもらえますね。

理解が得られる場合もある

ですが、家族でそれぞれ葬儀についての考えがあって当然です。やはり菩提寺を呼ばずに葬儀を行いたい考えが強いのであれば、事情は前もって説明しておきましょう。

 

実は、お寺の檀家であっても無宗教で葬儀をされる方はたくさんいらっしゃいます。

 

理由の1つには、葬儀の際に僧侶を呼ばなければ、読経・戒名代含めたお布施が必要ありません。加えて、初七日から四十九日法要、月命日や一周忌、三回忌といった法要にかかる費用が無くなるからです。これは金銭的には大きなメリットであること。

 

葬儀担当葬儀担当

供養に対しての負担で、日々の生活に支障をきたしてはいけません。

 

事情を話し、理解を得られる形を、まずはこちらから作りましょう。

まとめ

 

  • 無宗教の葬儀を希望される方が増えていること。
  • 菩提寺に先祖代々のお墓がある場合は無宗教で行うことが難しいこと。
  • 宗教と無宗教を織り交ぜる葬儀スタイルがあること。
  • 菩提寺と円満な解決をするには、話し合いの場をもつこと。

 

参考:葬儀社の選び方探し方!葬儀屋のおすすめポイント決め方は7つ

 

 

ブログランキングに参加しています!記事の内容を気に入っていただけましたら、バナーのクリックで応援をお願いいたします!

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


冠婚葬祭ランキング