火葬だけの葬儀を希望しています。病院から直接火葬場へ行けますか?とご質問をいただくことがあります。

 

答えは、

葬儀担当葬儀担当

行けますよ。


但し、これには、法律などの絡みもあり、おのおの条件が付いてくることでもあります。

 

初めに抑えておきたいことは、この法律なのですが、

 

墓地、埋葬等に関する法律第3条により、
「原則として、死体は、死後(もしくは死産後)24時間以内は火葬してはならない」

 

このように、規定されているため、亡くなった当日に、火葬場にお連れすることができても、火葬をすることはできないのです。

 

新人さん新人さん

えっ?だったら、病院から直接火葬場には行けないってことですか?

葬儀担当葬儀担当

いえいえ、そんなことはありませんよ。

 

これから、病院から直接火葬場へお連れする方法を2つ、裏技も交えてお伝えします。

 

参考:火葬のみの費用が知りたい!直葬の費用や納骨の費用は総額10万円?

 

【火葬だけの葬儀】病院から直接火葬場にお連れする方法2選


火葬だけの葬儀は、現代において、約8割の方が、病院や施設などでご逝去されると言われている中、残されたご遺族の精神的負担を減らし、葬儀費用を軽減させることができる方法であることを知っていただきたい。

 

先ほどもお話したように、ご逝去されてから24時間以内に火葬することはできません。

 

ですから、この24時間をどこでご安置をするのかを考える必要があります。

 

火葬をするまで病院で安置をしてもらう

病院で遺体を24時間安置してもらって、そこで納棺をしてから火葬場へお連れする」このようなことができたら、何の問題もないのですが、実は24時間の安置を許可してくれる病院はごくわずかなのです。

 

大きな総合病院であっても、霊安室は1~3部屋です。

 

そのため、その内の1部屋を24時間以上独占することは、病院側としても不都合が生じるのです。

 

ご逝去後には速やかな退院手続きを促され、長くとも数時間以内を要求されます。もちろん経験上、24時間以上の安置をしたこともありますが、このようなことができた病院や施設はごく僅かですね。

 

さらに、直接火葬場へお連れするとなると、納棺(故人様を棺に納めること)が必要になってくるのですが、霊安室に棺を持って入ることを許可してくれ病院も少ないのが現状なのです。

 

このようなことから、病院から直接火葬場へ行くのは簡単なことではないのですが、実は、先ほどお話した霊安室以外にもご安置ができる、もう一つの霊安室があるのです。

 

新人さん新人さん

もう一つの霊安室!

 

これは、霊安室というよりも、人が寝た状態のままで納めることのできる冷蔵庫なのですが、大きな総合病院ほど所有していると言えるでしょう。

 

なぜなら、ご逝去された方のご遺族が病院に到着するまでに日にちがかかる場合や、旅先での事故など、例を挙げるとキリがないのですが、このような事態に備えて、完備されているのです。

 

こちらをお願いすれば病院側から24時間の安置を許可していただけるかもしれません。

 

ただし、あなたが付き添うことはできませんよ。あくまでもご遺体の状態を保つために預かってもらうことが前提なのです。

 

また、施設などでは、病院に比べると24時間のご安置を許可してくださるところが増えてきているようです。

 

主に個室を利用している方に多いのですが、これまでは、ご自分の部屋としてお使いになっていたわけですから、退所を申し出るまでは自宅と同様なため、死亡診断がくだされてからでも利用することができるというわけです。

 

施設で24時間の安置許可をもらえたのであれば、葬儀社を呼んで、ドライアイスをあててもらいましょう

 

火葬場(斎場)の霊安室で安置してもらう

各市町村の火葬場には、霊安室が完備されている場所もあります。運営が市町村ということもあり、使用料も数千円から利用ができますのでお値打ちです。

 

運営時間が8時~17時と、役所とほぼ似たような時間で稼働をするところが多いため、霊安室を利用する場合は運営時間に合わせ、夜間にご逝去されたとしても朝までは待って受付をしてください。

 

ただし、こちらも病院同様、霊安室の利用にあたっては、納棺後が条件になりますので、

 

  • 火葬場で納棺ができるのか?
  • 火葬場にお連れする前に納棺を別の場所で済ますのか?

 

こちらを確認する必要があります。

 

参考:葬式をしないでほしいと遺言に葬式不要と書いてある時の対処法5選

 

まとめ


これらの方法はどちらもあなたの身体的、精神的な負担や費用負担を削減するためのものです。

 

  • 死亡確認後、24時間経過しないと火葬することはできないこと。

 

  • 病院での霊安室では24時間以上の安置は難しいこと。

 

  • 病院の冷蔵庫を利用する方法があること。

 

  • 施設で安置する場合は、ドライアイスをあてること。

 

  • 火葬場の霊安室は納棺されていることが条件であること。

 

しかし、看取りの時はいつ訪れるのかわかりません。上記のようなことを一つ一つあなたが確認し、その時々の状況で判断をすることはかなりハードルが高いことなのです。

 

あなたがお世話をしている方の病院や施設の対応をよく知っている人は誰だと思いますか?あなたの市町村にある火葬場をよく利用している人は誰ですか?

 

葬儀担当葬儀担当

そうです!葬儀屋さんです!

 

あなたは葬儀に詳しくなったのですよ。今、覚えた内容をそのまま葬儀屋さんに聞いてみてください。地元ならではの対処方法を教えてくれますから。もしかしたら、もっと別の裏技があるかもしれません。