自宅で息を引き取る場合に、事前に備えておくべきことが3つあります。

 

介護をしていた家族が自宅で亡くなった場合、病院で臨終に至るケースとは、まったく違う流れになるからです。

 

葬儀担当葬儀担当

備えるべきことは3つです。

 

  • 往診してくれるかかりつけ医師を見つけておく
  • 葬儀社と事前に相談をしておく。
  • 連絡をする家族の1人を決めておく。

 

最近は、高齢社会が広がるにつれ、住み慣れたご自宅で最期を迎えることを希望する方も増えていますので、在宅での終末医療の体制も整いつつあります。

 

そして、あなたが自宅で看取りたいと願う気持ちがわかるため、突然起こりうる事態に備えてほしいのです。

 

自宅で看取ることを前提として療養している場合について詳しく見ていきましょう。

 

自宅で息を引き取る場合に備るべきこと3選


自宅で息を引き取る事態を想定して、あなたの行動次第では、悲しみに暮れている中で、犯罪者扱いされてしまうこともあります。

 

いざ、このようなことが起こったら、あなたが冷静でいられないのは火を見るよりも明らかと言えますが、備える方法はあります。

 

今だからできることを順にこなしていきましょう。

往診してくれるかかりつけの医師

在宅介護が叫ばれている中、往診を受けてくれる医師が不足しているのが現状ですが、医師と連携をした「訪問看護」の取り組みが増えています。

 

家で介護をする時には、主治医の存在が不可欠です。

 

もし、往診してくれる医師が決まっていないのであれば、かかりつけの病院から紹介してもらうこともできるでしょう。町のお医者さんを協力者にすべきです。

 

そして、ご自宅で療養中の方が危篤状態に陥った場合はもちろんですが、心肺停止などに襲われ、万一息を引き取ってしまったときでも、直ちにかかりつけの医師に連絡し来てもらいます

 

医療関係者以外にケアマネージャーや地域包括センターなど、在宅医療に関わってもらっている人たちに連絡をとってもよいでしょう。

 

そして、かかりつけの医師の指示に従うこと。ここで、優先すべきは、かかりつけの医師の判断です。

 

あなたでもできる延命措置の方法を教えてもらったり、また、万一の状態であれば、お体に触れないことなど、適切なアドバイスがもらえます。

 

ここでは、普段から接している医療のプロたちの意見が今後を左右するのです。

 

この、かかりつけの医師は、患者さんの状態をよくご存じのなわけですから、万一、臨終を向かえたとしても、死亡を原因を把握し「死亡診断書」を発行できる人物なのです。

 

ここがポイントなのですが、この死亡診断書は亡くなったら誰でも発行できるものではないということを踏まえて、救急車を呼ぶとどうなるのかを説明します。

 

新人さん新人さん

かかりつけの医師から「救急車を呼んで」と言われたら呼ぶんですね。

葬儀担当葬儀担当

そうですよ。自分で判断してはいけませんよ。

家で亡くなった場合に救急車を呼ぶ?

まだ、息のあるうちに救急車を呼ぶと、救急病院に搬送され、そちらの病院の医師が処置をほどこします。

 

こちらは至って自然なことなのですが、もし、ご自宅で息を引き取った後に救急車を呼んだとしたら、救急車はこの方を病院に連れていくことはしません。

 

そうなんです。救急車は患者さんを搬送するものです。

 

救急隊によって死亡が確認された場合は、病院にお連れすることはしません。そして、ここからは、警察にバトンタッチされてしまうということ。

自宅で看取る場合に警察は不要

こちらでは、最初から警察を呼んだ場合と救急隊から警察に引き継がれた場合、どちらも同じ対応しなりますので、一緒に説明します。

 

病死であっても、かかりつけ医者がいない場合は、警察の監察医に「死体検案書」を作成してもらわなければ葬儀は行えません。

 

死亡診断書ではなくて死体検案書と名前が変わることで、発行に数万円の費用がかかり、これを遺族が負担しなければならないのです。

 

さらには、ご自宅で亡くなられた場合は不審死として扱われ、事件性がないかどうかを調べられるのです。

 

亡くなった方の財産や、家族間でもめ事など、あらゆることが聞かれ、疑いが晴れるまで徹底的に調べられることになるでしょう。

 

新人さん新人さん

まるで犯罪者扱いだったよと教えて下さった方もありましたから。

ですから、自宅で看取る場合に警察が介入することはとてもやっかいなことなのです。

 

かかりつけの医師がいればこのようなことにはなりませんし、動揺して警察に連絡をしてしまっては負担が増えてしまいます。

 

警察に電話をするのは、明らかに亡くなられたから時間が経っていると判断できる場合のみだということ。

葬儀社を決めておく

やはり、葬儀社を決めておくと安心です。

 

これまでにお伝えしてきたことは、葬儀社ならよく知っていることですから、あなたの状況を伝えたうえで、どのタイミングで葬儀社に電話をしたら良いのかも知っておくべきなのです。

 

そして、どのようなお葬式をお考えなのかも合わせて伝えることにより、あなたの負担は随分と軽減されることでしょう。

 

参考:葬儀社の選び方探し方!葬儀屋のおすすめポイント決め方は7つ

 

連絡をする家族の1人を決めておく

あなた一人で対応ができるとは限りませんので、どなたか、駆けつけて下さる方を決めておいてください。

 

「きっと、大丈夫よ~」って思われるかもしれませんが、とっさの時には自分の名前が書けない。このようなことも起こりうるのです。

 

ですから、万一に備えて準備することが3つあります。

 

  • かかりつけの医師の名前と電話番号
  • 葬儀社の社名と電話番号
  • 来てほしいを思う家族の名前と電話番号

 

これらを書いて、壁に貼っておいてください。

 

携帯電話に入っているからわざわざ書かなくてもと思うでしょう。ですが、携帯電話の中から探せないこともあるのです。

 

参考:葬儀代に相場はあるの?家族葬の費用を安くして負担を減らす方法3選

まとめ


不測の事態に備えて今から準備しておいても損はひとつもありません。

 

  1. かかりつけの病院から往診してくれる医師を紹介してもらうこと。
  2. 症状が急変したら直ちにかかりつけの医師に連絡し来てもらこと。
  3. 葬儀社を決めておくこと。
  4. 壁に医師・葬儀社・連絡する人の名前と電話番号を紙に書いて貼っておくこと。

 

葬儀担当葬儀担当

備えあれば憂いなしです。