葬式の時に宗教がわからない方は少なくありません。そして、家の宗派を知るには、菩提寺の名前や場所から判明することもあれば、お仏壇があれば戒名から判断することもできるのです。

 

葬儀担当葬儀担当

一番は親戚の方に聞いてみることですよ。

 

ご実家はもちろん、ご年配の親戚の方であれば宗旨宗派をご存知の方も多いでしょう。わからない場合は遠慮せずに聞いてみましょう。

 

この時に、合わせて聞いておきたいことがお墓のことです。ご実家のお墓で供養をすることになるのか?また、新たに別のお墓を建てるのか?

 

新人さん新人さん

どうしてお墓のことまで聞くのですか?

 

そうですよね。葬儀の時にはまだお墓のことまで考えなくてもよいと思われがちですが、あなたに菩提寺がなく故人をご実家のお墓には納骨しないということであれば、宗旨宗派をあなたが決めてもよいということにもなのです。

 

新人さん新人さん

えっ!ご自分で宗派を決めてもよいのですか?

 

これは、地域の慣習にもよりますが、先祖代々のお墓を継承している人が、故人となられた方でなければ、宗教の自由が規定されているのですよ。

 

とは言え、まだまだ実家と同じ宗派を希望される方が多いので、宗派がわからない時の対処法を見ていきましょう。

 

葬式の宗教がわからない時「菩提寺」「戒名」「実家の宗派」を調べる


現在では葬儀を仏式で行う方が多いのですが、日本には何種類の仏教があるのでしょうか。

 

葬儀担当葬儀担当

日本の代表的な仏教は13宗旨ありますよ。

 

真言宗(しんごんしゅう)

天台宗(てんだいしゅう)

日蓮宗(にちれんしゅう)

浄土宗(じょうどしゅう)

浄土真宗(じょうどしんしゅう)

融通念仏宗(ゆうずうねんぶつしゅう)

時宗(じしゅう)

臨済宗(りんざいしゅう)

曹洞宗(そうとうしゅう)

黄檗宗(おうばくしゅう)

 

そして、この宗旨がさらに分派し、全部で56派あるのですが、あなたのご実家の宗旨宗派もどれかに当てはまるでしょう。そして、あなたが探している宗派は何であるのか知る方法は3つあります。

菩提寺を探してみる

菩提寺を探すと言っても、実際には付き合っていないことや、実家の宗派からたどりたい場合は、お墓がどこにあるのかを考えてみましょう。今では、googlemapなどでも探すことができます。

 

お墓のあるお寺が遠方の場合ですと、「高速道路の〇〇インターから北へ行って、左に回って・・・」といった具合に思い出せることがありますから。

 

自宅にあるお位牌を調べてみる

ご自宅にお位牌があるなら、戒名(法名・法号)に書かれている文字でわかることもあります。

大日如来を表す梵字「ア」 位牌の初めにこちらの梵字が書かれている場合は、「真言宗」「天台宗」になります。

 

阿弥陀如来を表す梵字「キリーク」 こちらの梵字または「誉」が入っている場合は「浄土宗」でしょう。

 

「妙法」と位牌の始めに書いてある時は「日蓮宗」です。

 

禅宗と呼ばれる、「臨済宗」「曹洞宗」「黄檗宗」の戒名は次の通りです。

男性:☐☐△△信士・☐☐△△居士・〇〇院☐☐△△居士
女性:☐☐△△信女・☐☐△△大姉・〇〇院☐☐△△大姉

 

そして、浄土真宗の法名は、このようになっています。

男性:釋☐☐・〇〇院釋☐☐
女性:釋尼☐☐・〇〇院釋尼☐☐

 

宗旨宗派によって、お位牌に刻まれる文字が違うことから宗派を判別することができるのです。

実家(本家)へ連絡し宗派を教えてもらう

しかし、宗派がわからない時には、やはり、実家や親戚に聞いてみるといち早く解決するかもしれません。ですが勘違いもありうることですから、菩提寺名や住所を合わせて教えてもらいましょう。

 

ここからは葬儀社の出番なのですが、葬儀に差し迫った時であれば、あなたから菩提寺へ電話をして、葬儀を依頼したい旨を伝えたら後は、葬儀担当者へ電話を代わってください

 

葬儀担当葬儀担当

宗派の確認は第三者である私がしたほうが角が立ちませんから。

 

あなたが宗派を知らなかったことを住職に悟られなくするためでもあります。

 

新家(しんや・あらや)なら本家と宗派を変えてもよい

冒頭でも話したように、次男や三男であり、実家のお墓で供養をしないということであれば、実家と同じ宗派で葬儀を行わなくても良いのです。

 

ご自宅の地域でお付き合いできそうなお寺にしても良いですし、今後の供養がお墓ではなく、永代供養や納骨堂をお考えであれば、対応できるお寺を初めから探す方が得策だから。

 

しかし、宗派ごとに読まれるお経が違いますので、葬儀の際に、ご実家や親戚の方が違和感を覚えることがあるかもしれませんので、この点は先に伝えた方が良いでしょう。

 

 

そして今では、無宗教を選択される方も増えています。読経のない自由葬という形は、日本人の90%が仏教徒であるという統計とはいささか合致しませんが、お坊さんを呼ばす、戒名もなしというのは合理的であり、「お花を見て怒る人はないでしょ」と言われる方もありました。

 

但し、宗派がわからないから無宗教にするのではなく、宗派を知った上で、菩提寺とも今後の供養についても問題がないのであれば、改宗(宗派を変える)たり仏教以外の宗教を選んだり、または無宗教など、選択脈が広がるでしょう。

 

まとめ


葬儀直前まで自分の宗派を知らない方は少なくなりません。浄土宗なのか浄土真宗なのか。はたまた浄土真宗(西)なのか真宗(東)なのか。同じ禅宗でも臨済宗なのか曹洞宗か?

 

自分の宗派がわからない時には、

  • お墓のあるお寺を思い出して、地図でたどること。
  • お位牌に刻んである文字から判断することができること。
  • 実家や親戚に尋ねてみること。
  • 実家の宗派を知った上で、供養に支障がないのなら別の宗派や宗教を選択できること。

 

 

 
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