直葬の体験談を聞いてみてみると、実にさまざまです。

 

耳にすることが多くなったこの「直葬」ですが、身内に不幸がない限り、体験することも体験するきっかけもありません。

 

ですから、

葬儀担当葬儀担当

直葬の本当のところが気になります。

これから、直葬を体験された方の話をこっそり教えてもらいましょう。

 

直葬の体験談


「直葬」は近年、急激に増えた葬儀形態の一つで、通夜や葬儀・告別式を行わず、火葬のみを行うものです。

 

故人との最後のお別れは、火葬炉の前で簡単な形で行われ、火葬前に数分取るだけに限られまが、実はこの直葬で送るスタイルは、葬儀全体の中で約3割に迫ろうとしているのです。

 

なぜ、これだけ増えているのかは、これからわかりますよ。

 

お金が無くて葬儀ができない

この方は、30歳になられたばかりの男性です。

 

お父さんを亡くされたのですが、お母さんも看病をしていらっしゃいます。当然、病院代もかさんできますよね。
これからもお金がかかる状況の中にいるこの男性に、高額な葬儀ができるでしょうか?

 

ですから、病院から故人様を葬儀社でお預かりして、翌日に火葬場で待ち合わせをしました。

 

直葬の場合、葬儀社でお預かりすることが多いのですが、その際に一晩付き添うということができないケースが多いのため、最後のお別れは火葬炉前にて短い時間に限られます。

 

 

新人さん新人さん

私が火葬場でお待ちしています!火葬場での流れは私が案内しますから心配はいりませんよ。

 

火葬時間はおおむね、1時間~2時間程度を要します。その間、火葬場でお待ちいただくか、または近くの喫茶店で時間をつぶして下だくことになります。

 

収骨の時間までにお戻りいただいて、火葬場の職員さんや葬儀社のスタッフを一緒に収骨をしてください。

 

参考:火葬のみの費用が知りたい!直葬の費用や納骨の費用は総額10万円?

 

故人の遺志を尊重

葬式はしないでほしい、火葬だけでいいという方が本当に増えてきています。

 

お母さんを亡くされた、40代の女性からのご依頼。

 

「母は入院が長く、ご近所とも付き合いがほとんどありません。親戚も遠方にしかないし、何より静かにこの世を去りたいと願っていました。」とおっしゃいました。

 

若くして病気が発症し随分とつらい思いをされたのだとか。娘さんへの気遣いもあったのかもしれませんが、「もう、そっとしておいてほしい」という気持ちを娘さんは感じ取られたのです。これは、はっきりとした故人の遺志なのです。

 

お電話を頂いたのが深夜の23時でしたので、一旦葬儀社でお預かりをしました。

 

翌日の朝になってから、火葬の日を決める打ち合わせをしたのですが、1日の23時にお亡くなりになった場合、2日には火葬ができないのです。

 

原則として、死体は、死後(もしくは死産後)24時間以内に火葬してはならない】という法律があるから。

 

新人さん新人さん

1日の23時から24時間後だと・・・2日の23時ですね。
でも、夜中では火葬場が動いてないから・・・

 

葬儀担当葬儀担当

そうだね。
最短でも火葬ができるのは3日の日になるね。

 

このように、葬儀の日程はあらかじめ決めておいても読めないことが多いし、費用も変わってくることがあるから、安心できる葬儀屋さんを探しておくこと。

 

呼ぶ人がいない

一人っ子の娘さんがお父さんを亡くされました。こちらの女性は嫁いでいらっしゃるのでお父さんとは苗字が違います。

 

「父を嫁ぎ先の近くに引き取ってお世話をしてきましたが、こちらに知り合いはいませんし、父の性を継ぐ人もいないのです。」

 

このように少子高齢化を肌で感じる事が多い毎日なのですが、翌日の火葬当日、都合がついたご主人と2人で花束を持っておみえになり、そのご様子から察すると、ご主人への感謝や気遣いを感じづにはいられませんでした。

 

この方は役所にお勤めのでしたので、死亡届ご自身で提出されましたが、こちらは基本、葬儀社で代行する事が多いですね。死亡届と提出することによって、「火葬許可証」が発行されます。

 

ここで葬儀屋さんの合言葉、

 

葬儀担当葬儀担当

命より大切な火葬許可証!

火葬許可証がないと当然火葬はしてもらえませんし、再発行も難しい書類なのです。車に置きっぱなし?とんでもない!

 

故郷が遠い

「弟は好き勝手に海外を飛び回り、自由に生きたんだよ。長男の私にはうらやましくもあってね」と、遠方の郷里からお兄さんが迎えに来てくださいました。

 

そして、「私の田舎では、直葬なんてまだだれもしたことがないし、小さく葬儀をするなら家族葬しかないんだよ。」って。

 

弟さんを寝台車や飛行機でお里までお連れする方法もありますが、この方は、こちらで火葬をして、お骨を持ち帰り葬儀をすると決められました。これを「骨葬(こつそう)」といいます。

 

ここで配慮したことは、火葬当日に一番早い火葬時間を選んだこと。

 

新人さん新人さん

あっ!わかります。
この日のうちに郷里に到着できるからですね!

 

このように、火葬時間を選ぶこともできますので、希望があれば遠慮なくおっしゃってかまいませんよ。

 

宗教に従った

宗教と聞くとお寺さんを真っ先に思い浮かべますが、祭壇もなく、香もたかれることはなく、故人の遺影が飾られることもなく、仰々しい宗教儀式も行わないご宗派もあるのです。

 

「式場を借りたいのと、後はお棺だけ用意してください。他には何もいりませんから。」とのご要望でした。

 

直葬を希望される方の中に、火葬炉前でお経が欲しいと希望される方がありますので、ご宗派を伺うと、「うちは禅宗(ぜんしゅう)だ!」とおっしゃるので、「禅宗でも何宗ですか?」とさらに伺うと、「禅宗は禅宗だよ、葬儀屋さん、そんなことも知らんのか!」と怒られることがありますが、

 

葬儀担当葬儀担当

禅宗の中には「臨済宗」「曹洞宗」「黄檗宗」があるんだけどなぁ・・・

 

普段から信仰がないのであれば、ここにこだわる必要もないのではないでしょうか。

 

参考:葬儀費用がない?市役所の補助金制度で葬儀代が払えない不安を解消!

まとめ


直葬だと周りに理解されないのでは?と不安に思われる方もあります。

 

葬儀は普通にやるものだ。直葬では故人が報われない。このように言われると、ついつい、萎縮してしまいがちですが、

 

この人、責任取ってくれますか?
葬儀費用を払ってくれますか?
この先、ずっと供養をしてくれますか?

 

だから、あなたが決めて良いのです。

 

直葬の場合、葬儀担当者と打ち合わせを済ませ、火葬当日に火葬場で待ち合わせをする。これが基本の流れです。

 

あなたに代わって、近所にある葬儀社の見積もりを調べてお伝えします。もちろん無料です。



 

葬儀担当葬儀担当

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