葬儀費用の内訳にお布施が含まれていないけれど、お布施や戒名は別に費用が必要なのですか?と尋ねられることがあります。

 

葬儀担当葬儀担当

そうなんです。お布施や戒名料は葬儀一式プランには含まれていないのですよ。

 

なぜなら、葬儀社へ支払うものではないからです。

 

葬儀費用の中には葬儀場の使用料や火葬料、飲食費用など比較的大きなものから、遺影写真やご遺体保管用ドライアイスなどの葬儀には欠かせない品目が含まれています。

 

こちらは全て葬儀社が準備や手配をするもの

 

 

新人さん新人さん

そういえば、お見積書に「お布施」の欄はないですよね。

 

お布施に関してはお寺にお渡しするものですのであって、お布施や戒名の金額を葬儀社が提示するものではないのです。ですから、葬儀費用の内訳がわかる見積書に含まれていないのですよ。

 

そうなると、お布施の費用が気になります。

 

葬儀の時には、この「お布施」がいくらなのか見ていきましょう。

 

葬儀費用の内訳にお布施は含まれていない?家族葬のお布施と戒名相場


葬儀費用の内訳にお布施は含まれていない。

 

日本消費者協会が2017年に行った「第11回葬儀についてのアンケート調査報告書」によると、葬儀費用のお布施の相場は47.3万円となっています。

 

 

新人さん新人さん

ということは、葬儀代以外にお布施の金額も考えなくてはならないってことですよね?しかも、47.3万円も!

 

そうなんです。お布施のお金も、葬儀費用の総額を考えるには外せない項目です。

 

では、お布施とはどのような意味合いがあるのか、そしてお布施の相場はいくらなのか、順に説明します。

 

お布施に対する考え方とは

お布施とはお寺の住職や僧侶にお渡しするものですが、本来の意味はご本尊に捧げるものとされています。

 

寺院は、あなたから受け取ったお布施により、ご本尊をお守りしている寺院の維持、宗教法人としての運営に役立てているのです。

 

葬儀に読んでもらう読経の料金

葬儀の読経料とは、お通夜から葬儀、初七日法要が2日間で執り行われる際に導師に読んで頂くお経料にあたります。

 

また、出棺後の火葬場でも、炉前経がある場合も、これらに対してお礼をする費用になるのです。

 

ですが、お布施の費用は宗派によっても異なり、同じ宗派であっても、寺院ごとに違いがあるのが現状ですよ。

 

 

葬儀担当葬儀担当

同じ禅宗の宗派でも。A寺院は20万円、B寺院では50万円。このようなことはよくあるのです。(葬儀社は口をはさめませんが・・)

 

あなたが檀家(先祖代々付き合っているお寺がある方)であれば、葬儀の前に一度確認をされると良いでしょう。

 

まだ、お寺との付き合いがない、この葬儀で初めてお寺と関わるという方は、こちらの価格を参考にしてください。

 

近年では、家族葬以外にも通夜を省略して葬儀のみを行う「一日葬」や、通夜、葬儀を行わない「直葬」スタイルもありますので、それぞれの読経料についての金額がわかります。

 

内容 料金
家族葬 通夜・葬儀・式中初七日・炉前経

※導師1名にて2日間の読経

14万円
一日葬 葬儀・式中初七日・炉前経

※導師1名にて1日の読経

6.5万円
直葬 炉前経

※火葬場の炉前にて読経

3.5万円

 

 

このように、読経をしていただいた回数に対してお渡しすればよいという考え方もあり、明確な費用がわかるサービスも好評です。

 



 

葬儀の時の戒名料

戒名とは、仏の弟子になる意味から、本来の名前である俗名(ぞくみょう)から浄土の世界の名前に変えるために授かる呼び名を示します。

 

そして、戒名は仏教の宗派によって様々な呼び名があり、戒名と呼ぶのは「天台宗」「真言宗」「浄土宗」のほか、「曹洞宗」「臨済宗」などの禅宗系です。浄土真宗では「法名」。日蓮宗では「法号」と呼びます。

 

戒名の種類

さらに、戒名にはランクがあります。中でも「院号」は戒名の最高ランクに位置するとされており、もともとは寺院を建立するなど、お寺に貢献した功績者に授与されるものでした。

 

しかし、江戸時代後期ごろから裕福な庶民がステータスとして院号を金銭で買うと言う変化が出てきたとされます。

 

このことから戒名の格付けが進みランクが上がると戒名の料金も高くなると言う考えも浸透してきたのでしょう。

 

 

葬儀担当葬儀担当

こちらは戒名の授与に関する費用です。

 

2万円 6万円 16万円 20万円
天台宗

真言宗

浄土宗

曹洞宗

臨済宗

信士

信女

居士

大師

院居士

院大師

浄土真宗

釋尼

院釋

院釋尼

日蓮宗 信士

信女

院信士

院信女

院日信士

院日信女

院居士

院大師

 

 

新人さん新人さん

お位牌に書かれる文字によって費用が変わってくるけれど選べるのですね!

 

こちらも葬儀のお布施同様、お坊さん便なら明確な費用が把握できます。菩提寺がなく、お寺を探している方には、選びやすいでしょう。

 

お車代や御膳料

その他にも、自宅や葬儀場まで、お車で送迎を行えない場合はお車代をお渡したり、葬儀後のお食事を僧侶が辞退した際には、お食事代を別にお渡しすることがあります。

 

こちらは、日ごろからの関係性にもよりますが、菩提寺であれば渡される方が多いですよ。

 

葬儀担当葬儀担当

お車代・御膳料は、それぞれ3,000円~1万円が相場になっています。

 

ですが、お坊さん便に依頼するのであれば、お車代や御膳料は不要です。

 

わかりにくいお布施の金額について、透明化したお坊さん便の仕組みに人気が集まる理由がわかりますね。

 

葬儀にお経は欲しいけれど、後々まで付き合いを強要されたくない」と考える人が増えているのでしょう。

葬儀費用の内訳/葬儀代の相場や平均

葬儀費用の内訳にお布施が含まれていないことはわかりましたが、肝心の葬儀代、相場や平均的な費用はどれくらい準備しなくてはいけないのでしょうか。

 

先ほどのお布施の金額が約50万円だとしたら、同額の50万円からその倍ほどの100万円だといわれています。

 

 

新人さん新人さん

100万円!こちらも大金ですよね・・・

 

もちろん大金です。だからこそ、お布施の心配と一緒に葬儀代も十分に検討しなくては、葬儀を成功させることができないということ。

 

葬儀代はどこへ支払いますか?そうです、葬儀社です。

 

いい葬儀社の見つけ方

希望する葬儀をできるだけ安く済ませたいと誰しも思うことなのですが、成功に導く方法は一つしかありません。

 

葬儀担当葬儀担当

いい葬儀社を見つけることです。

 

葬儀を依頼した葬儀社に「儀式の段取りや手配」を全て任せてしまうことになるのだから。

 

いい葬儀社とは、あなたの希望を叶えてくれる葬儀社のことなのですが、普段から接することがない葬儀社の見分けは付きませんよね。

 

葬儀社へ一社ごとに電話をして尋ねるのも一つの手ではありますが、時間がかかってしまいます。

 

このよう時は、葬儀社の紹介をしてくれるいい葬儀へ電話をしてください。

 

あなたに代わって、近所にある葬儀社の見積もりを調べてお伝えします。1件だけではなく2~3社は比較をするのに必要でしょう。

 

2~3社の葬儀社の見積もりが電話1本で済ますことができるのですから、利用しない手はないということ。

 

葬儀担当葬儀担当

安心してください、もちろん無料です。

 

どうして、いい葬儀を勧めるのか気になりますよね。理由は簡単です。私が勤務している葬儀社とも取引があるからです。

 

取引があるからといって、忖度(そんたく)しているわけではないのです。だって他にも葬儀社の紹介をしている会社があり、付き合いもある中で、やはりいい葬儀を利用することが一番良いと感じています。

 

いい葬儀が選ばれている理由は3つ。

 

  • 直接、葬儀社と話をする前に葬儀社の情報をもらえること。
  • あなたの近所にある葬儀社の比較が一度にできること。
  • わからない事や疑問にもすぐに答えてくれること。

 

電話をすると、2~3件の葬儀社の見積もりが届くわけですが、私が勤めている葬儀社もこの中の1社になることがあります。

 

だからと言って、弊社に葬儀依頼が来るとは限りませんが、このような時には「要望が叶う葬儀社が他にあったのだ」と、残念に思う反面、安堵する気持ちもあります。

 

短時間で葬儀社の比較をすることができるこの仕組みは、後悔しないお葬式を行うための始めの一歩なのです。

 



24時間、いつでもお電話ください。

 

家族葬のプランを選ぶ時のポイント

基本の葬儀に必要な品目について、セット価格になっていたり、一式プランと表記されていたりします。

 

葬儀社の折り込み広告やパンフレットを一度でもご覧になった方はおわかりいただけると思います。

 

家族葬のセットプランの中にも、「〇〇プラン」「△△プラン」「☐☐プラン」のように、ランク分けされているのです。

 

例えるならば、食事処の松竹梅と同じだと思ってください。

 

そして、この3つのプランの内訳で、表示されている金額の違いは、「祭壇」の価格なのです。もっと言えば祭壇以外の品目については、さほど変わりはないということ。

 

もちろん、式場に対して適切な祭壇の大きさはありますが、あなたが希望する葬儀規模からして、当てはまる大きさを選べば良いのです。

 

 

こちらは、葬儀一式プランの品目になります。

内容
祭壇・祭壇花 白木祭壇・花祭壇・洋風祭壇
素材:桐・布張りなど
納棺用品 棺用布団・仏衣(白い着物)
遺影 写真加工・額・リボン
骨箱 大きさは選べる
枕飾り 枕元に用意する仮の仏具
ご焼香設備 焼香鉢や炭
祭壇用盛物 祭壇用の果物・乾物・饅頭など
後飾り段 ご自宅用の仮祭壇
受付設備 記帳カードや筆記用具など
門標 故人名を書いた大きな立て看板
司会者 式典の進行係
セレモニースタッフ 式典の案内誘導係
手続き代行 役所への死亡届提出代行
ドライアイス ご遺体の保存用
搬送車(寝台車) 故人の移動専用車
霊柩車 火葬場への出棺車
式場費 式場利用料
火葬料 火葬をするための費用

 

このようにいくつもの品目があるのですが、祭壇・祭壇花以外の品目は大きく変えようがないことから、葬儀費用を左右するのは祭壇であることがわかります。

 

 

どちらの葬儀社でも1つでもなく2つでもなく3つのプランが用意されていることが多いのですが、これは、「3段階の選択肢があると、真ん中を選ぶ」という行動心理からきているのです。

 

松竹梅とプランを提示されても、「一番下の梅プランを選ぶと、お金をケチっているようで頼みにくいな~」とか「一番高いい松プランは贅沢だから、真ん中の竹プランにしておこう」などとすると、葬儀社の思う壺ですよ。

 

葬儀社によっても松竹梅の価格はさまざまですから、葬儀社選びが重要なのです。

 

いい葬儀から葬儀の見積もりを取り寄せ、お手元にあるのであれば、「祭壇料金」を比べてみてください。お柩の中に納めるお花の量があれば十分な気がします。

家族で行うお葬式に飲食代は必要か?

こちらの飲食接待費とは、

  • お通夜の後の食事を「通夜ぶるまい
  • 葬儀の日の食事を「精進落とし(しょうじんおとし)」

と、いいますが、地域によっては、葬儀の前にも食事のもてなしを行うこともあります。

 

 

新人さん新人さん

家族葬で気にされるのは親戚への食事をどうするかですよね。

 

 

通夜ぶるまいに多いことなのですが、みなさんが焼香を済ませて、お通夜後すぐに散会してしまうケースだと、注文をしておいた食事が余ってしまったたり、逆に、なかなか散会してもらえず、食事が不足してご自身で買い出しに行くことも。

 

故人様との最後の夜にも関わらず、静かに弔う時間がありません。

 

一方、精進落としの場合は、参列していただくのは親族の中でも都合がつく方というように、計画性のあるものですから、人数の把握は比較的可能ですが費用はかさみます

 

このように精神的な面だけではなく、葬儀社は提携している食事処と契約をしているため、食事代で利益を出すため費用の高さも問題になってくるのです。

 

これらの現状を考えて、最初から形式だけの料理は出さないとか、希望に応じたレストランに参列者を決めて食事に行くというような、合理的な方法を取られる方が増えてきました。

 

葬儀担当葬儀担当

家族葬への参列人数や葬儀の時間帯によっては十分可能なことですよ。

 

そして、食事と並んで重要視されるのはおもてなし品、「返礼品」です。

 

返礼品とは、

 

  • お通夜に弔問してもらったお礼品「通夜返礼品
  • 葬儀に会葬してもらったお礼品「会葬返礼品
  • ご香典に対してのお返し「香典即返し品

 

こちらの3種類になります。

 

これらは、葬儀の打ち合わせをする際には、カタログを見て決めていただくのですが、ご自身がもらわれた経験から、「お茶をもらってもね~」「タオルは開封せずに押し入れにあるわ」というお声も聞きます。

 

そして、ご香典に対しても、ご親族様ばかりでしたら、葬儀後に香典に見合った額面のものを返すわけですから、葬儀当日に用意をしいなくても問題はないのです。

 

「しきたりだけのもの」にこだわらず、省略することも検討してください。

 

まとめ


葬儀費用の内訳にお布施は含まれていないため、お布施の金額は事前に把握をする必要があります。

 

  • 菩提寺がある場合は、葬儀の読経料と戒名料を確認しておくこと。

 

  • 通夜、葬儀の時だけお経が欲しい方は、お坊さん便ですと費用が明確にわかり安心です。

 

  • 仏門に入った証としての戒名にはランクがあり、選ぶことができること。

 

 

葬儀担当葬儀担当

当社でもお坊さん便を利用しますが、丁寧な導師が多いことから、お勧めできるのです。

 

さらに、本来の葬儀費用にも目を向け、葬儀の総額を知る必要があります。

 

  • 葬儀にかかる基本的な葬儀代金。

 

  • 親戚をもてなす飲食接待費。

 

  • お坊さんに渡すお布施の費用。

 

こちらの3項目は、一つとしてなおざりにはできません。

 

後悔しないお葬式をするためにも、いい葬儀から見積もりを取り寄せて、葬儀にかかる総額を把握してください。

 

 

 

ブログランキングに参加しています!記事の内容を気に入っていただけましたら、バナーのクリックで応援をお願いいたします!

にほんブログ村 その他生活ブログ 冠婚葬祭へ
にほんブログ村


冠婚葬祭ランキング