四十九日にお坊さん呼ばないで法要や納骨、一周忌を行っても良いものか?そして、お坊さんなしで家族や親戚のみで「法要」を会食会に置き換えるという考え方はどうなのか。

 

この、四十九日とういのは、古来はインドからの思想で、「人間が死んだら49日後、どこかの世界に生まれる」を背景にしたもの。

 

しかし、お釈迦様は、「人間は生死を輪廻転生(りんねてんせい)するものではなく、悟りの境地に入るもの」と、といているのです。

 

ですから、仏教の考え方とは異なるのです。

 

この四十九日には、

葬儀担当葬儀担当

大切な家族を亡くされた遺族に対して、親戚や友人が集まって、お悔やみやお見舞いの言葉を述べ、故人をしのぶこと。

 

葬儀担当葬儀担当

大事な方を亡くして、人生が無常であることを実感する時であること。

 

この2つ目的が果たせたら良いのです。

 

ですが、長年培われたきた風習もありますので、注意する点を見ていきましょう。

 

四十九日にお坊さん呼ばないで法要や納骨一周忌お坊さんなし家族のみ


四十九日にお坊さんを呼ばないで執り行う場合に、迷いや困りごとが起こることがあります。

 

はじめに、菩提寺としてお付き合いがある方です。

 

菩提寺お墓があると納骨に困る

あなたが宗教にこだわりがなく、お坊さんを呼ばないで四十九日を行いたいと思っていても、先祖代々お付き合いをしているお寺(菩提寺)がある方は、後々の困りごとに注意を払う必要があります。

 

葬儀には菩提寺の僧侶に読経をしてもらったのであれば、檀家さんである以上、四十九日の法要をはじめ、以降の年忌や法事の日にちを住職も把握されているでしょう。

 

取り立て、四十九日はあっという間に当日を迎えるくらい短い期間ですからなおの事です。

 

まずは、「お坊さんを呼ばない」と決めた訳や今後のお付き合いについて、しっかりと菩提寺と話をするべき。

 

ある住職から、費用面が心配なら早めに相談をしてほしいのですよ、と聞いたことがあります。

 

今は、携帯電話から多くのことが検索できる時代になりました。良いことも悪いこともです。

 

ですが、そこに真実はないのかもしれませんよ。

 

これは「お布施」のこと。一律に金額を決めている菩提寺もありますが、この金額は絶対ではありません。

 

ある程度の目安がないとお布施を包む方も困ってしまうからなのです。

 

こちらの住職とは長年に渡ってお付き合いのある高齢の女性の方。

 

とても精進深く、お寺へもよくお参りに見えたそうですが、経済的には豊かでないことを察していたため、ご主人を亡くされた時には、「お布施はいらないですよ」と言って、受け取らなかったそうです。

 

これはちょっと極端な例ですが、お坊さんを呼ばない理由が、このように経済的な面だけではないのでしょうが、人道として、菩提寺に知らんふりでは、良い方向には進まないということ。

 

菩提寺にお墓があれば、もしかしたら遺骨を納骨できなくなってしまう可能性もあるのです。

葬儀を無宗教で行った場合の四十九日法要

もともと一つの宗教に信仰がなく葬儀も無宗教で行ったのなら、なにも四十九日にこだわることはありません。

 

無宗教と言っても、焼香やお線香を使用することもあれば、一切の宗教儀礼がない方もおみえです。

 

逆に、葬儀ではお坊さんなしで送ったから、四十九日にはお経が欲しいと言われる方もあります。

 

ご家族みなさんで、「般若心経」や「正信偈」を読まれることは、葬儀の場面でもよく見かけます。

 

葬儀担当葬儀担当

お経のCDを葬儀で流した経験はまだないのですが・・・

 

ご自宅での四十九日なら、遠慮なくCDを流してお焼香をすることによって、悲しみも癒され、心のけじめがつくのであれば、故人様にとっても良いことでしょう。

 

ただ、ご親戚の中で、違和感を唱える方があるようでしたら、前もって四十九日の内容をお伝えしておいた方が、当日が有意義になりますよ。

 

中には、「位牌を作ったのですよ~」と言われた方があったので、無宗教で位牌?と違和感がありましたが、お仏壇があるので、位牌も作りたくなったそうです。

 

お寺との付き合いはないので、戒名ではなく「俗名(ぞくみょう)」といって、本来のままのお名前を位牌に掘ったのです。

 

 

葬儀担当葬儀担当

仏壇があるって言われたけど、本尊はどうしたのかな?何か飾ってあるのかな?・・・

 

この業界に足を踏み入れているものとしては、驚かされることもあるのですが、供養の形も、亡き人を想う気持ちも人それぞれなのです。

 

あなたの納得のいく供養の形であることを優先してください。

 

参考:僧侶を派遣してくれる【お坊さん便】選ぶ人選ばない人 口コミから検証

 

【納骨】お墓が霊園や納骨堂

寺院の敷地内ではない場所にお墓をお持ちの方もあるでしょう。一般的には「霊園」と呼ばれるのですが、寺院に属していない墓地という考え方もできます。

 

霊園には大きく分けて、民営霊園公営霊園があります。

 

民営霊園は宗教法人が運営し、公営霊園は都道府県・市町村などの自治体が運営しています。

 

こちらの場合ですと、納骨の際は、僧侶への読経の依頼や場所の選択などは自由ですが、読経を希望する場合は指定の寺院が存在するケースもあります。

 

希望次第でお骨をおさめて家族だけで埋葬をすることも叶うでしょう。

【納骨】墓石に刻む文字を依頼

墓石には、刻む文字として、戒名や没年月日、俗名、享年などがありますが、こちらは石材店にお願いをするほかないでしょう。

 

この場で文字を刻むのではなく、一旦別の場所へ持ち帰っての作業になりますので、日数を要します。納骨の日程調整にも影響します。

【納骨】家族だけで行う注意点

家族だけで納骨をすることも可能なのですが、墓石の作りによって、50㎏以上もある石板をバールを使って開けるタイプもありますので、まずは、どのような方法で納骨をするお墓なのかを知ってください。

 

こちらは大きな骨壺ごと納骨をするタイプです。

 

高さが約21㎝ある骨壺を収めるわけですから、墓石の下には、人が入れるほどの大きさがあるのですが、礼服などでは納骨できないでしょう。

 

また別のタイプですと、墓石正面の香炉をずらすことで納骨するための、隠れていた穴がありますので、小さい骨壺ならそのまま置いてもいいですし、骨を土に戻す意味から、骨壺からサラシの袋にお骨を移し替えて納骨することもできます。

 

香炉をどかすだけで納骨できますので、それほど汚れることなく、女性の方でもできるでしょう。

 

どちらにしろ、石は重量がありますので、ケガのないように気を付けて、石材店を頼るのも1つですよ。

 

まとめ


供養に対しても、宗教感に対しても、どなたからも強制をすることはできません。納得のいく形を家族みなさんで共有してください。

 

四十九日とは、別れの悲しみが癒され、落ち着いて故人の死と向き合えるようになるまでの期間なのですから、「遺族の心に整理がされる期間」であってほしい。

 

 

 

ブログランキングに参加しています!記事の内容を気に入っていただけましたら、バナーのクリックで応援をお願いいたします!

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


冠婚葬祭ランキング