家族葬は高いと感じる方もあるでしょう。

 

「だって、人を呼ばなければ香典がもらえないでしょ」

 

確かに言われる通りなのです。お互いに助け合いの精神から香典のカタチが生まれた訳ですから、参列者を限定してしまう家族葬では、香典が少なくなるのは事実ですから。

 

葬儀担当葬儀担当

ですが、香典で葬儀費用がまかなえるとは限りませんよ。

 

昨今では、葬儀の簡素化は確実に進んでいます。中でも家族葬」を選ぶ人が全体の葬儀の8割近くに上るというデータもあるくらいです。

 

葬儀に費用を掛けたくないが、意外に家族葬は高くなると感じる方が多いのは、「家族葬プラン」の決め方に問題があったのかもしれません。

 

参考:葬儀は香典でまかなえるのか?葬儀費用の赤字を黒字にする方法2選

 

家族葬は高い?家族葬の費用を安く済ませるための注意点5つ

家族葬の請求額が高かった、家族葬で150万円を支払った」と、他県の友人と話をしたばかりです。

 

家族葬の平均相場が100万円であると言われていることから、少々割高な請求となっていますが、内容を聞いてみると、150万円くらいはかかるであろうと思われるものでした。

 

近年では、自らの葬儀について「残される家族に経済的な負担や手間をかけたくない」と、口にする方も増えています。

 

一般的な葬儀費用の平均価格が約200万円。家族葬にして出費を抑えるには、注意することが5つあります。

 

お葬式の料金はどこの「家族葬プラン」を利用するのかで決まる

お葬式を家族葬で行う場合に、インターネットや新聞の折り込み広告に目をとめることが多くなるでしょう。

 

普段は気にも留めない葬儀について、差し迫った時には急に情報が欲しくなるものです。

 

家族葬セットプラン〇〇万円~」「家族葬一式プラン〇〇万円」といったように、葬儀社ごとに独自の家族葬プランを打ち出していますから、さて、どうやって決めて良いものやらと頭を悩ますことでしょう。

 

家族葬のプランというのは、祭壇・棺・位牌・人件費・遺影写真・寝台車・霊柩車など、葬儀を行うにあたっての基本となる品目を指しています。

 

ここで肝心なことは、このセットプランに基本となる品目が全て含まれているのか、セットプラン以外に追加される品目はないのかを確認することです。

 

※家族葬プランに祭壇は含まれていません。と注釈があったことに後から気が付いたのだと、友人から聞きました。

 

家族葬プラン=お葬式に必要な品目が全て揃っている」このことが大前提なのです。

 

家族葬の費用は見積もり比較がはじめの一歩

家族葬の費用は、「家族葬プラン」の費用だけで行えるのだと勘違いをする方が多いのですが、家族葬プランの費用は、葬儀の総額費用の一部に過ぎません

 

家族葬プランの費用以外にも、

 

    1. 火葬するために必要な「火葬費用」
    2. 参列者をもてなすための「飲食費や返礼品費用」
    3. 葬儀の読経に対してお礼をする「お布施の費用」

 

こちらの3項目が必要になります。

 

ですから、葬儀社へ見積もり依頼をする時には、「家族葬にかかる費用の総額」が記載してあるものを取り寄せることが重要であり、また1社ではなく、できれば数社分を手元に置き、比較検討するということ。

 

家族葬は香典が少ないから高くなるって本当?

家族葬では参列者が少ないために、香典が集まらず、結果として葬儀費用が高くなるケースがあると言われていますが、これは、親戚以外の一般参列者の人数が少なくとも100人以下ある場合には、あてはまるかもしれません。

 

例えば、結婚式でも、友人から頂くご祝儀額に対して、料理や引き出物をお返ししますが、差額はどれだけ手元に残るでしょう。多くて数千円前後、もしくは残らないケースもあるのではないでしょうか。

 

葬儀の香典も同じように、一般会葬者から頂く香典額は5,000円であることから、足を運んでもらったお礼品や香典に対してのお返しをしたら、さして、手元には残らないでしょう。

 

ですから、一般葬であっても家族葬であっても、参列者の人数によって香典が集まると考えるのは無理があるのです。

 

どのような葬儀スタイルを選んだとしても、香典をあてにすることは避けた方が良いこと。

 

ですが、親戚の方々からは気遣いから高額な香典を用意してくれる人もあるでしょう。生前、故人との関係性も影響しての事です。

 

一般葬であっても家族葬であっても、親族には参列してもらうわけですから、会葬者中心の精神的に負担のある一般葬ではなく、家族葬を選択することに拍車がかかるのでしょう。

 

家族葬だと親戚とトラブルになる?

ここ数年で一気に家族葬が定着してきたと感じています。

 

それまでは、小規模な家族葬のスタイルに違和感をおぼえる方も多くみえましたが、やはり世の中の流れと共に受け入れられるようになったのでしょう。

 

ですから、家族葬で行うことでトラブルになるケースが徐々に減りつつある中、「家族葬はどの範囲まで声を掛けるのか」は未だに悩みの種です。

 

家族葬を望むのでしたら、元気なうちに、家族や親戚を含めて双方の考えを共有しておくことが重要

 

残された家族ももちろん悲しみの中にいるのですが、故人の兄弟からしても、また違った寂しさを心に抱いているのです。

 

「遠くの親戚よりも近くの他人」このようなことわざがありますが、葬儀は親戚に配慮したほうが良さそうだと感じながら、日々葬儀担当者をしています。

 

家族葬の費用が高くなるオプション品にご用心

せっかく家族で送るのだから」と言って、葬儀社が進めるオプション品を追加注文することで、確実に請求金額は高くなります。

 

写真や動画の上映スタイルであったり、過剰な演出、お花の増量(胡蝶蘭)、棺のランクアップなど、望むものであればよいのですが、その中身と金額を確かめた上で注文をするということ。

 

中でも、故人に対して行う「湯かん(身支度)」を尋ねられると迷う方が多いのでは?

 

最後に体を清めて、旅支度をして送ってあげたい気持ちが働くことでしょうが、経験上、湯かんをする方は半分くらいです。金額も6~10万円と高額であることから、家族で話し合って決めれば良いのです。

 

葬儀担当葬儀担当

「葬儀は感動するものではなく、粛々(しゅくしゅく)と送るものである」

 

まとめ

家族葬は高いのではなく、高くしないということがおわかりいただけたでしょうか。

 

家族葬の費用を高くしない、安く済ませるために注意すること。

 

  • お葬式に必要な品目が全て揃っている家族葬プランを選ぶこと。 
  • 葬儀の見積もりは3~4社分を取り寄せ、葬儀の総額を比較検討をすること。 
  • 香典が手元に残り、葬儀費用の助けになるのは親戚から頂く分であること。 
  • できるだけトラブルを避け精神的負担を減らすこと。 
  • セットプラン以外のオプション品は費用を相談してから決めること。

 

「葬儀は感動するものではなく、粛々(しゅくしゅく)と送るものである」

 

葬儀担当葬儀担当

これは私の持論です。

 

 

 

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