離婚した夫の葬儀費用は子供が負担するのでしょうか?

 

ふとした瞬間に突然の連絡があなたやあなたのお子さんに連絡が入った場合、あなたは葬儀に参列をするべきなのか悩むでしょう。

 

これには、離婚をしてから現在に至るまで、どのような関係を保たれていたのか、そして、元ご主人との親戚関係も葬儀には参列をされますので、配慮が必要になる場合があります。

 

葬儀担当葬儀担当

様々なご当家を担当する中で、事情はそれぞれ違いますが、故人を様を目の前に揉め事になるケースは少ないでしょう。

 

そして、気になるのは、元夫の葬儀費用は誰が負担をするのか。法律面からも考えてみましょう。

 

参考:葬儀費用がない?市役所の補助金制度で葬儀代が払えない不安を解消!

 

離婚した夫の葬儀費用は子供が負担するの?葬儀に元妻は参列すべき?


あなたと元夫は離婚をしたとはいえ、父親である故人様とは血の繋がっている実のお子さんであることは変わりありません

 

あなたの気持ちも察しますが、状況を判断できる年齢のお子さんであればやはり、意見を仰ぐべきでしょう。

 

これまでこのような場面を見てきた経験から、離婚した夫の葬儀に行くべきなのか辞退すべきなのかを解説します。

 

離婚した夫の葬式に行くべき理由

離婚相手の葬儀に参列するかどうかは、とても繊細な問題です。葬儀の場合、これからお付き合いするためではなく、今までお世話になったことへの感謝をこめて参列するものだからです。

 

ご縁があって結婚をしたわけですから、「最後にお線香だけでも」という気持ちも働くでしょう。

 

またお子さんがいるということであれば、お子さんも含めて死を悲し、葬儀に参列をすることは、心のけじめをつける意味できっかけになるのです。

 

もし葬儀に参列したいという気持ちがあるなら、遠慮せずに素直な気持ちで参列してもよいということ。あなたがこのような気持ちになっているのであれば、元夫の親族にも受け入れてくれることが多いのです。

 

全員とはいかなくても、「よく来てくれましたね」と出迎えてくれる人もいるはずです。

 

ただし、親族席に座ることは遠慮をしましょう。一般の方と同じく、親族の焼香が終わってから、一般焼香者と一緒に並ぶと良いですよ。ご香典は1万円ほど持参されると良いでしょう。

 

そして、お通夜のみ参列、葬儀のみ参列、両方に参列する、このような順番で参列するタイミングを決ること。

 

葬儀担当葬儀担当

お通夜の席だけ参列することが一番無難ですよ。

 

中には、葬儀後、火葬場にも同行し、ご親戚と一緒に精進落としを召し上がるケースも見てきましたので、あなたやあなたのお子さんと、ご親族との関係性が多大に影響しているのでしょう。

 

離婚した夫の葬式に行かない理由

特に葬儀に行きたくはないが、義理で参列をしなくてはならないのかとお考えでしたら、強制をされる事柄ではありません。何か理由があって離婚をしたわけですから、今後も関わりたくはないと思う方もあるでしょう。

 

さらに、夫の両親や兄弟姉妹も、葬儀も含め、今後もあなたと交流を持ちたいと望んでいるのかは、わかりませんよね。

 

離婚をしてからの年月にもよりますが、故人様のためにも葬儀は厳粛に粛々と執り行われるべき時間ですので、乱すのではないかと心に引っかかるものがあれば、参列を控えましょう。

 

そして、元夫に再婚相手がいる場合は、相手の立場を考えて遠慮した方が良いかもしれません。

 

この場合、香典をどなたかに託したり、弔電を出したり、子供の名前で供花を送ったりと、直接お式に参列をしなくても弔う気持ちは表現できます。そっと、ご冥福を祈ることになりますから。

離婚した夫の葬儀代を子供が支払う必要はあるのか

葬儀の費用負担については民法上に規定がなく、「葬儀費用負担を誰が行うか」については、裁判例でも結果が分かれているのが実情です。
葬儀の費用負担については、
民法
(祭祀に関する権利の承継)
第八百九十七条  系譜、祭具及び墳墓の所有権は、前条の規定にかかわらず、慣習に従って祖先の祭祀を主宰すべき者が承継する。ただし、被相続人の指定に従って祖先の祭祀を主宰すべき者があるときは、その者が承継する。
2  前項本文の場合において慣習が明らかでないときは、同項の権利を承継すべき者は、家庭裁判所が定める。

上記の民法897条で決まる「祭祀主宰者が負担すべき」とする例もあれば、実際に葬儀を執り行った人であるが負担すべきであると判断する例もあるのです。

 

つまり、法律上ではハッキリと線引きができていないということ。

 

ですが、葬儀社側からの意見としては、葬儀社と葬儀の打ち合わせをした人物(施主)との契約により、葬儀を手配し、お通夜、葬儀を施行しているわけですから、葬儀社から請求書を渡す人物は、施主以外にあり得ないのです。

 

このようなことから、葬儀の打ち合わせをして、葬儀内容を決めた人物が、元夫の親族であるとするならば、あなたのお子さんには葬儀社への支払い義務は発生しないのです。

 

そして、「子供が葬儀費用を支払う」また「一部を負担する」などと後から言われるのであれば、これは、相続にも関係する場合もあれば、ただの内輪もめの範囲の場合もあるのです。

 

まとめ

  • 離婚した夫の葬儀に参列をする、しないはあなたやあなたのお子さん方の気持ちを優先してもよいということ。
  • 葬儀の参列については、義理の両親や親戚、あるいは再婚相手がいる場合には遠慮したほうがよいケースもあること。
  • 元夫の葬儀費用は、葬儀内容を葬儀社と打ち合わせた人物に請求をするものである。

 

 

 

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