余命宣告をされたら家族がやるべきこと、準備できることは何でしょうか?

 

大切な家族に余命が宣告されたとき、平常心ではいられないものです。悲しみや焦りや後悔など、いろいろな感情が溢れてくるでしょう。

 

そしてこの時、もっとも身近にいる、あなたや子供や孫も含めて、残された期間を有意義な時間にするために、家族で話し合い、支えあうことが大切です。

 

葬儀担当葬儀担当

あなたの心を落ち着かせ、気持ちの整理を徐々につけることです。

このような、宣告を受けた時には、患者本人も家族も、絶望し多大なストレスを受けますが、最期までどう支えていくのかを見つめ、さらには、「その時が来たら」に備え、さまざまな準備をしておく必要があります。

 

「余命宣告」の正しい意味や、家族が余命宣告されたときの心構え、しておくべき準備についてわかりやすくご紹介します。

余命宣告をされたら家族がやるべき準備とは


余命宣告をされたら家族ができる準備を、患者本人と家族が安心できる事柄と、事務的な手続きついての2つを紹介します。

余命宣告は予測である

ここで、医師から宣告される「余命宣告」とは、どのようものなのか確かめておきましょう。

 

「余命宣告」は医師の予測であって確定ではない。

 

余命宣告の期間はあくまでも予想であり、過去の統計データと医師の経験から導き出されたものなのです。

 

過去の統計データの中で、同じ病気や症状のうち、半数の方が亡くなった日数で予測されだけ。これを「生存期間中央値」と呼ばれています。

 

以前、ある女性から事前に葬儀の相談をしたいと言って、来社された方がありましたが、実はご本人の相談です。

 

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私、余命1年って言われたけど、もう3年も生きてるのよ~

このように、おっしゃってみえました。車の運転もご自身でされて。

 

寿命と余命は比例しません。この方の生命力や置かれている環境、食生活など、ありとあらゆることが寿命には影響します。

 

特に告げられた余命が年単位の場合であれば、もっと長く生きられる可能性も充分にあるということ。

 

また、医学は日々進歩ですので、新薬が生まれて、効果的な治療法見つかるかもしれません。そうすれば、余命が延びる可能性も十分に高まります。

 

深刻な病状ではあるかもしれませんが、必要以上に絶望し、現実から目を背けている場合ではないのです。むしろ、宣告された余命より長く生きてもらうために、患者さんを心身ともに支えていく、家族のサポートが不可欠になのです。

医療の確認

専門的なことは、医師と納得のいくまで話し合う必要があり、任せるのではなく、もらった情報を基に一緒に考えましょう。

 

日本人の死亡原因で、いちばん多い病気はがんなのですが、患者の病気ががんである場合、医師は余命宣告をしたうえで、患者の健康状態、年齢、体力などを考慮しながら、手術か抗がん剤による治療を行うか、放射線治療か、免疫療法なのかの治療方針を立てます。

 

新薬によるがん剤治療や免疫療法といった、最新の治療法を試すこともありますが、最終的に決めるのは患者さんとあなたなのだから。

 

一方で、患者本人の生き方を優先する選択肢もあります。

 

医学的な治療法の効果が期待できない場合や、未解明の病気があるのは事実です。

 

そうした場合は延命治療にこだわらず、つらい症状やがん剤治療の副作用を抑える緩和ケア、在宅医療などをしながら、患者本人ができるだけ穏やかで快適に、残された余生を自分らしく生きられるよサポートがあります。

 

このような、緩和ケアやホスピスといった施設では、看護師の教育内容にメンタルケアも含まれており、患者本人にも家族にも、温かいとの評判を、ある喪主さんから聞いたことがありますよ。

預金の引き出し

初めに、本人の名義の預金口座は、逝去すると遺産相続の手続きが完了するまで動かすことができなる場合があります。

 

家賃や公共料金の支払い口座になっている場合、引き落としがされなくなる前に、家族のどなたかに変更しておくようにしてください。

 

そして、名義人の了承のもと銀行からの預金引き出しは問題がありませんので、手元に現金があれば、医療費などの支払いも安心できます。

 

近年では、インターネットバンキングもあり、通帳や印鑑という形あるものが存在しないために、本人以外知りえない預金がある、といった事も起こっていますので、相続も含めて、直接は話づらいのあれば、第三者を通して聞いてみるのもよいでしょう。

保険の確認

一般的に、生命保険などの「保険」といわれるものは、申告をして初めて保障が受けられるものが多く、待っていても保障はされません。

 

どのような内容の保険に加入しているのか、改めて確認をしておきましょう。

葬儀の事前相談

余命宣告などという現実から、目をそむけたくなる気持ちもはわかりますが、大切な人を後悔なく見送るためには、葬儀社への事前相談が必須です。

 

最近では、約8割の方が、葬儀の事前相談をします。事前に相談をしておくことで、もしものときに慌てることなく、過ごすことができますよ。

 

まずは、あなたの近所にある葬儀社から見積もりをもらって、良さそうだと思う葬儀社へ出向かれてはいかがでしょう。

 

葬儀担当葬儀担当

葬儀社を何件もはしごして回る時間はもったいない。

今、時間は貴重ですから。

 

参照:密葬・本葬・家族葬 選ぶ理由と費用が知りたい!芸能人はお別れの会?

まとめ

 

  • 「余命宣告」は医師の予測であって確定ではないこと。
  • 患者さんを支える家族のサポートは不可欠なこと。
  • 治療法は医師と一緒に考えること。
  • 患者本人の生き方を優先する選択肢があること。
  • 通帳は名義人の承諾があれば引き出せるが、亡くなってからでは引き出せない。
  • 生命保険は申告制がほとんどであること。
  • 近所の葬儀社から葬儀見積りをもらっておくこと。

 

葬儀担当葬儀担当

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